「ビットコイン積立はなぜやめとけと言われるの?」
「ビットコイン積立のデメリットを知っておきたい」
ビットコインの積立を始めてみたいけれど、「やめとけ」という意見が気になり最初の一歩を踏み出せずにいませんか?
結論から言うとビットコイン積立には、たしかにデメリットがあります。
ただ、「デメリットだけでなくメリットも多数ある」のも事実です。
そこでこの記事では、
- ビットコイン積立のデメリット
- ビットコイン積立の注意点3つ
- ビットコイン積立のメリット
について初心者の方にもわかりやすく解説していきます。
ビットコイン積立を始めるべきか迷っている方はぜひ続きをご覧ください。
ビットコイン積立が「やめとけ」と言われる理由
ビットコイン積立について調べていると、「やめとけ」という文字が目に入ることがあります。
どうしてやめとけって言われているんだろう?
ビットコイン積立がやめとけと言われるのは以下のような理由があります。
順番に解説していきます。
価格変動が大きいから
ビットコイン積立がやめとけと言われる理由の1つに、価格変動の大きさがあります。
ビットコインは株式投資やFXと比べて価格変動が大きい傾向にあります。
たとえばビットコインは、2023年12月には500万円だったのが2024年3月には1000万円台になり、2倍近く価格が変動しています。
どうして価格変動が大きくなるんだろう?
なぜ価格変動が大きいかというと、暗号通貨(仮想通貨)市場の参加者が株式投資やFXに比べて少ないためと言われています。
価格変動が大きいということは、大きな利益を得るチャンスがある一方で、大きく損をするリスクもあるということになる
危ないイメージがあるから
ビットコイン積立がやめとけと言われる理由の2つ目は、ビットコインに「危ない」というイメージが持たれているためです。
先ほどもお話ししたように、ビットコインの価格変動の大きさから「危ない」「危険」という印象を持つ人も多くみられます。
また過去にあったビットコインの流出事件から、「ビットコインは危ない」というイメージを持っている人も多いようです。
流出事件!?ビットコインって危ないの?
ビットコイン自体はブロックチェーンという仕組みによって改ざんできないようになっているため、安全性が高いものになっています。
ビットコインの事件は、「ビットコイン」自体のセキュリティに問題があったわけじゃなく、仮想通貨の取引所のセキュリティなどが原因とされています。
ビットコイン自体はセキュリティレベルが高く安全
歴史が浅いから
ビットコイン積立をやめとけと言われる理由の最後は、まだビットコインの歴史が浅いということです。
日本の株式市場は1878年に歴史の幕を開けました。
株式市場には146年(2024年時点)の歴史がある
一方、ビットコインが誕生したのは2009年です。
まだ15年(2024年時点)しか経っていません。
歴史があるものには安心感が持てますが、まだ年数が浅いビットコインには不安を感じてしまう人がいるのは当然のことかもしれません。
ただ、個人的にはこれから歴史がつくられていくことに面白さを感じています。
ビットコインがこれから先どうなっていくのか、どこまで伸びていくのか楽しめる人向けの投資と言えるかもしれません。
ビットコイン積立のデメリット
ビットコイン積立のデメリットは、
- 時間をかける必要がある
ということです。
ビットコインの積立はコツコツと買い足していくため、成果が出るまでに時間がかかります。
毎月(または毎日)コツコツと貯金箱にお金を入れていくイメージ!
そのため、
- 長期間待てない…
- すぐに増やしたい!
という方には物足りなさを感じるかもしれません。
ただ、「時間をかけること」が実は大きな意味を持っています。
コツコツと積み上げて時間をかけることは、「ドルコスト平均法」という長期の資産運用に向いている手法とされています。
※ドルコスト平均法とは
定期的に一定の金額を購入する投資手法。(例:毎月1万円購入 など)価格が低いときは購入量が増え、価格が高いときは購入量は減少する。長期的な資産形成に有効と言われている。
ドルコスト平均法によって高値づかみするリスクを抑えられるメリットもある
ビットコインの積み立ては、
- じっくりと腰を据えて積み上げていける人に向いている
と言えるでしょう。
ビットコイン積立のメリット3つ
「やめとけ」と言われることがあるビットコイン積立ですが、実はメリットも多くあります。
ここからは、以下のメリットについて見ていきましょう。
少額から始められる
ビットコイン積立のメリットの1つ目は、少ない金額から始められることです。
具体的にはいくら必要?
たとえば、コインチェックであれば月1万円から積立が可能です。
ちなみに私は、コインチェックで月1万円でビットコインを積み立てています。
詳しくは「ビットコイン積み立てやってみた!月1万円積立でどうなるか検証」の記事をご覧ください。
なおGMOコインであれば、月500円から始められます!
リスクが抑えられる
ビットコイン積立のメリットの2つ目は、定期的に購入することで高値づかみするリスクを抑えられることです。
高値づかみって何??
高値づかみとは、価格が上がっている時に購入し、その後に価格が下がることです。
洋服で例えると、買ったあとにセールが始まり価格が下がるイメージ
わたしは株やFXで何度も高値づかみしてしまったことがあります。
その度になんとも言えないつらい気持ちになりました…。
そんな高値づかみのリスクを下げるには、ドルコスト平均法が実現できる
- 積立が効果的
とされています。
自動積立にすることで手間がかからない
ビットコイン積立のメリットの3つ目は、自動積立にすることで自分で買う手間を省けることです。
ビットコイン積立は、自分で毎月(または毎日)積み立てる方法もあります。
しかし経験上、自分で積立するとなると
- 買い忘れてしまったり、
- 買うタイミングが難しい
ことがあるので、積立をするなら自動積立を利用することをおすすめします。
自動積立は、
- コインチェック
- GMOコイン
などで設定可能です。
わたしはこちらの2社で悩んだ結果、コインチェックを選びました!
知っておくべきビットコイン積立の注意点3つ
ビットコイン積立を始める際の注意点をまとめました。
上から順番に解説していきます。
注意点①全財産で勝負することはしない
ビットコイン積立を始める場合は、自分の全財産をつぎ込むことはやめましょう。
あくまでも、
- 生活に余裕がある範囲
- 最悪の場合なくなっても構わない程度の金額
でやることをおすすめします。
ちなみにわたしは「使っていないサブスクを解約する」などで、浮いたお金をビットコインの積み立てに回しています。
積み立ては長く続けることが大事なので、無理のない金額でやることが大事です!
注意点②焦って利益を得ようとしない
ビットコイン積み立ては長期間、定期的に購入することでリスクが抑えられ、リターンが期待できます。
焦って利益を追い求めると、ビットコインの価格に一喜一憂しストレスを感じることになりかねません。
「数年後が楽しみ」
というくらいの気持ちと金額で、余裕を持って取り組むようにしましょう。
注意点③安全性の高い取引所を選ぶ
ビットコイン自体はセキュリティレベルが高く安全ですが、ビットコイン積立をするには、安全性の高い暗号通貨(仮想通貨)取引所を選ぶことが重要です。
海外の取引所は国内に比べて安全性に不安があるため、最初は日本国内の取引所を選ぶといいでしょう。
ビットコイン積立ができて安全性が高い、おすすめの国内の暗号通貨取引所は以下の2社です。
どちらも国内大手!コインチェックはマネックスグループの傘下だよ
まとめ:ビットコイン積立は「やめとけ」ではない
今回はビットコイン積立が「やめとけ」と言われる理由やデメリット、逆にメリットなどについてお伝えしました。
ビットコイン積立には、
・長期で時間をかける必要がある
というデメリットがあります。
早く利益を出したい場合には不向き
そのため、ビットコイン積立は以下のような方に向いている投資です。
またビットコイン積立をする際、特に大事なのは
- 余裕資金でやる
ことです。
無理のない金額でやることで、価格が下がっているときでも気持ちに余裕を持ってビットコイン投資を楽しめます。
わたしはビットコイン積立を、あくまで無理のない範囲で
「長期で楽しむ宝くじのような感覚」で楽しむようにしています。
もし余裕資金がない場合には、以下のような方法で家計を見直して、浮いたお金をビットコイン投資に回す方法もあります。
- 使っていないサブスクの解約
- 月に何回か外食を減らす
- スマホの料金プラン見直し
- スマホの不要なオプションを解約
この機会に、ビットコイン投資に回せそうな不要な出費のチェックをしてみてはいかがでしょうか。