
コインチェックの手数料って高すぎるの?手数料を抑える方法ってある?
仮想通貨(暗号資産)を始めるなら、なるべく手数料が安い販売所がいいですよね。
私も最初はコインチェックで始めようと思ったものの、「手数料が高い」という評判が気になったことがありました。
結論、コインチェックは積立や取引所でビットコインの売買を行う分には、他社と比べて手数料が高いわけではありません。
ただ、出金手数料など他社と比べて高めの手数料があるのも事実です。
そこでこの記事では、以下の内容について初心者の方にも分かりやすく解説していきます。
- コインチェクの手数料が高いと言われる理由
- 手数料を抑える方法
- 他社との比較
この記事を読むことで、コインチェックの一部の手数料のみ他社と比較して高いということが分かるようになります。
コインチェックの
- 入金手数料
- 出金手数料
- 取引手数料
について知っておきたい方はぜひ最後までご覧ください。
コインチェックの手数料は高すぎる?

コインチェック手数料の結論をまとめてお伝えすると、
・取引所でビットコインの売買がしたい
・積立投資がしたい
という方にとっては、他社と比較しても高すぎるということはありません。
むしろ積立と取引所でのビットコイン売買は手数料が無料なので安いです。(取引所の手数料については記事内の「仮想通貨取引所のビットコイン売買手数料比較」をご確認ください)

「ビットコインを頻繁に売買する」「積立したい」のであれば他社と比較しても高いことはない
ただ、
- 出金回数が多い
- コンビニ入金したい
- クイック入金したい
という方にとっては、たしかに「高すぎる」と感じることもあるでしょう。

高すぎると思われる理由を解説していくよ
コインチェックが高すぎると言われる理由3つ

コインチェックが高すぎると言われるのには、以下の理由があります。
理由① 出金手数料が高い
「コインチェックの手数料が高すぎる」と言われているのは、出金手数料※が原因の一つとなっています。
※出金手数料とは
コインチェックから自分の銀行口座に出金する際に発生する手数料のこと
以下は国内大手仮想通貨販売所の、日本円出金手数料の比較(2024年11月時点)です。
【日本円出金手数料比較】
出金手数料 | |
コインチェック | 407円 |
GMOコイン | 無料 |
bitFlyer | 3 万円未満の出金:220 円 3 万円以上出金:440 円 |
bitbank | 3万円未満の出金:550円 3万円以上の出金:770円 |
SBI VCトレード | 無料 |
GMOコインとSBI VCトレードは出金手数料が無料のため、407円かかるコインチェック高く感じますね。
しかし、積立で長期間保有する場合であれば出金する回数が多くなることはないため、個人的にはそこまで気にする必要はないと思っています。
もし頻繁に出金する予定であれば、GMOコインかSBI VCトレードがおすすめです。
理由② 入金方法によっては高い
コインチェックの入金方法は、「銀行振込」「コンビニ入金」「クイック入金」の3種類あります。
それぞれの手数料は以下の表のとおりです。
【コインチェック入金手数料】
3万円未満 | 3万円以上 | |
銀行振込 | 無料(振込手数料は自己負担) | 無料(振込手数料は自己負担) |
コンビニ入金 | 770円 | 1018円(3万円以上30万円以下) |
クイック入金 | 770円 | 1018円(3万円以上50万円未満) |
3種類の入金方法で高めなのは、「コンビニ入金」と「クイック入金」です。
コンビニ入金とクイック入金は、入金手数料が3万円未満で770円ほどかかってしまいます。
入金方法は銀行振込が一番手数料を抑えることができる
※コインチェックの銀行振込は無料ですが、銀行側の振込手数料は自己負担となります
理由③ スプレッドが広い
コインチェックでは販売所の取引手数料は無料ですが、実質的な取引手数料であるスプレッド※は発生します。
※スプレッドとは
売値と買値の価格差のこと
スプレッドは相場の状況によって変動しますが、2024年11月11日時点ではコインチェックのスプレッドは「約6%」です。
なおGMOコインのスプレッドは「約5%」となっています。
他社と比較してスプレッドが広い傾向にあるため、少しでもコストを抑えたい人にとっては高いと感じる要因となるでしょう。
仮想通貨取引所のビットコイン売買手数料比較

仮想通貨取引所のビットコイン売買手数料の比較は以下のとおりです。
取引所売買手数料(ビットコイン) | |
コインチェック | 無料 |
GMOコイン | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
bitFlyer | 約定数量 × 0.01 ~ 0.15%(単位: BTC) |
bitbank | Maker:-0.02% Taker:0.12% |
SBI VCトレード | Maker:-0.01% Taker:0.05% |
※上記は2024年11月時点の取引所の比較です。販売所の場合は実質的手数料であるスプレッド(売値と買値の差額)が発生します
コインチェックの取引所は、ビットコインの売買手数料が無料です。
何回売買しても手数料がかからないのはうれしいですね!

コインチェックのビットコイン売買手数料無料は、頻繁にを売買する人にとって大きなメリット
コインチェックの手数料を抑える方法

コインチェックの手数料を抑える方法は以下の2つです。
出金回数を抑える
コインチェックは出金手数料が407円かかります。
何度も出金すると結構負担になる金額ですよね。
手数料を抑えるには、
・利益が出ても頻繁に出金しない
など、なるべく出金回数を少なくすることをおすすめします。
入金方法を銀行振込にする
入金手数料は、
- 銀行振込
にすることで、「コンビニ入金」「クイック入金」よりも手数料が抑えられます。
もし「楽天銀行」の口座を持っているのであれば、コインチェックの楽天銀行口座に入金することで、振込手数料0円で入金可能です!

コインチェックは「楽天銀行」と「GMOあおぞらネット銀行」が同行宛で無料振込できるよ
アプリから入金する方法については、コインチェック公式サイトをご確認ください。
コインチェックを利用するメリット

コインチェックを利用するメリットは以下の3つです。
積立に対応している
コインチェックは26種類の仮想通貨の積立に対応しています。

積み立ての度に手数料がかからないか心配
コインチェックでは、積立サービスの手数料は無料です。
コインチェックは「毎日積立」でも「毎月積立」でも積立手数料がかからない
また積み立ての場合、
自動引き落としの際に発生する口座振替手数料も無料
になっています。
アプリが使いやすい
コインチェックのアプリはシンプルなデザインで、初心者の方でも使いやすいのがメリットです。
「仮想通貨ハードル高いな…」
と感じているひとはコインチェックが始めやすいと思いますよ。
ビットコインの取引手数料が無料
コインチェックの取引所では、ビットコインの売買手数料が無料です。
ビットコインを何度も取引する場合には、手数料がかかると負担になりかねません。
取引手数料が無料なことは、ビットコインをメインに頻繁に取引をしたい方にとって嬉しいメリットになっています。
コインチェックを利用するデメリット

続いてコインチェックのデメリットについても見ていきましょう。
- 出金手数料が高め
- コンビニ入金、クイック入金が高い
- スプレッドが高い傾向にある
先ほどもお話ししましたが、
コインチェックは出金手数料が他社と比べて高め
です。
コンビニ入金とクイック入金は、3万円以上入金すると手数料が1,018円かかります。
また、コインチェックはスプレッド(売値と買値の価格差)が広い傾向にあると言われています。
スプレッドの広さは、短期間で売買する人とってはデメリットとなるでしょう。
コインチェックはこんな人に向いている

コインチェックは、
- 仮想通貨の初心者
- 仮想通貨の積立をしたい人
におすすめの仮想通貨取引所です。
仮想通貨の初心者
仮想通貨に最初の一歩を踏み出すのは、
「買い方もわからないし不安」
ですよね。
私も「分からないことが分からない状態」から、とりあえずコインチェックで口座開設しましたが、購入までつまずくことなくスムーズに進めることができました!
口座開設の方法は「【初心者でも安心】コインチェック口座開設5つのステップ!」の記事で詳しく解説しています。気になる方はぜひチェックしてみてください
コインチェックはアプリも使いやすいので、仮想通貨取引に不安を感じている初心者でも始めやすかったですよ。
アプリが使いやすいので初心者でも始めやすい
仮想通貨の積立をしたい人
コインチェックでは、仮想通貨の積立に手数料がかかりません。
コインチェックは銀行口座から自動引き落としが可能で、その引き落としにかかる手数料も無料となっています。
私はコインチェックで月1万円ビットコインの積立をしていますが、この銀行口座から自動引き落とし設定できることが利用の決め手となりました。

銀行口座の引き落としは一度設定してしまえば、積立金を入金する手間が省ける!
積立が気になる方は、良かったら以下の記事もご覧ください。
▶ ビットコイン積み立てやってみた!月1万円積立でどうなるか検証
「コインチェック手数料 高すぎる」のよくある質問

コインチェックのスプレッドはいくらですか?
スプレッドは相場の状況によって変動します。
2024年11月11日時点では、コインチェックのスプレッドは「約6%」となっています。
コインチェックの手数料相当額とは何ですか?
コインチェックの手数料相当額とは、仮想通貨の売値と買値の価格差(スプレッド)ことです。
取引手数料は無料ですが、スプレッドが実質的な手数料となっています。
手数料相当額は、0.1~5.0%です。
まとめ:コインチェックは一部の手数料が高い
今回は、コインチェックの手数料が高すぎるのかどうか詳しく解説しました。
コインチェックの以下の手数料は、たしかに高めの金額になっています。
・出金手数料
・コンビニ入金手数料
・クイック入金手数料
・スプレッド
しかし入金手数料については、コンビニ入金・クイック入金を利用せず銀行入金にすることで、無料にすることも可能です。
コインチェックの手数料で損をしないためには、
- 出金回数を少なくする
- 入金方法は銀行入金にする
ことをおすすめします。
コインチェックはアプリも使いやすく、初心者に優しい仮想通貨販売所です。
仮想通貨デビューの第一歩として、まずは口座を作るところから始めてみてはいかがでしょうか。